というわけで今回取り上げるのは「刑事ナッシュ・ブリッジス」。アメリカで1996年から2001年まで放映された大人気刑事ドラマである。日本ではテレビ東京やCS放送などで放映された。(自分が観たのはテレビ東京で放映されていたもの)
このドラマはシーズン6まで制作され、地上波(テレビ東京)でもシーズン6まで放映された。
※記事を修正しました。ご指摘ありがとうございました。
このドラマの見どころは、まず何といっても主人公と相棒の軽妙な掛け合いである。ドン・ジョンソン演じる刑事ナッシュと、チーチ・マリン演じるナッシュの相棒刑事ジョーのコミカルな会話がドラマ全体に軽快なテンポを与えている。
しかも日本語吹替が秀逸で、ドン・ジョンソンの吹替を担当する野沢那智と、チーチ・マリンの吹替を担当する青野武がピタっとハマっており、二人のベテラン声優による掛け合いは本当に素晴らしかった。
ドラマの舞台となっているのは、サンフランシスコ市警の特別捜査班S.I.U.で、基本的にはナッシュとジョーのコンビと特捜班のメンバーが事件を捜査・解決するという形で話が進むが、ナッシュの家族も頻繁に登場する。特捜班の敏腕刑事として活躍するナッシュの姿と、ナッシュのプライベートにまつわるエピソードを同時進行させることで、単なる刑事ドラマではなく、ナッシュの家族ドラマとしての要素も持たせており、ナッシュ・ブリッジスという人間味あふれるキャラクターを作り出している。
ナッシュが使用するガバメントカスタム(通称ナッシュ・コンプ)は、元I.P.S.Cトップシューターのガンアドバイザー、ジム・ズビアナによりデザインされたもの。反動を抑えて射撃精度を高めるため、レースガンとして定番の38スーパー口径とコンペンセイターを採用しており、元シューターのジムならではのカスタムガンだ。
ジム・ズビアナといえば、現役シューターの時に若かりし頃のドン・ジョンソンが主演した「特捜刑事マイアミ・バイス」に殺し屋として出演し、その時見せた神業的ガンプレイ(電光石火の抜き撃ち)は今でもファンの間で伝説となっている。
主に刑事役を演じてスターの座を築いてきたドン・ジョンソン。60歳を超え、これからの出演作に期待したい。
「WA【コルト】ナッシュコンプ ver.2012」
■税込標準価格 45,150円/税込販売価格 45,150円
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刑事ドラマ回顧録「刑事ナッシュ・ブリッジス」編
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